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2016年3月

2016年3月20日 (日)

3月13日しつけ方勉強会

みなさんこんにちは!313日のしつけ方教室の模様をお届けします。と言いながら本日は319日。ブログを楽しみにしている方にはアップが遅れてしまい大変申し訳ありません。

今回のしつけ方教室は、若里公園の駐車場工事のため犀川第二緑地に変更して開催されました。河川敷のせいか風が強く、少し寒く感じられました。

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始まりの挨拶の模様です。開催場所が変更になりましたが、いつも通り沢山の熱心な会員さんたちが集まり、時間通りの開始です。

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ワン達はいつもと場所が違うこともあり、何処か落ち着かない様子。先ずはウォーミングアップもかねて自由に動いてもらいました。多少こういう時間をとることで犬はクンクン匂いを嗅いだりしながらリラックスしてゆきます。

ちなみに、我が家のPちゃんは、散歩のとき常にクンクン匂いを嗅いでいます。ワンがにおいを嗅ぐことは自然なことなのですが、「犬が嗅ぎたい場所を自由に嗅がせる」というのはよろしくないですよね。あくまでも飼い主が主導権を持って、しっかりワンの行動を管理して、名前を呼べば集中が戻るようにしないといけません。でも我が家はこれがなかなか出来ていないのですが(
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少し慣れたようなので、大きく輪になって脚側です。

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ウォーミングアップ完了です。Tくんすっかりリラックスした様子です。

さぁ本日は2つの班に分かれてトレーニング開始です。今日のA班は「誘導」「報酬」確認をします。皆さんお判りだと思いますが、「誘導」とはご褒美(おやつやおもちゃ等)で注意を引きつけながら「お座り」や「伏せ」などの飼い主の期待する行動をさせる事で、「報酬」は飼い主が期待する行動の前には見せずに、期待する行動の結果としてワンに与えるご褒美のことです。

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こちらは、誘導による伏せのお手本です。お手本の様に最初は「座れ」「伏せ」と「立って」などの誘導は鼻先で大きな動作で行い、そしてだんだんその誘導を指示に変えてゆきます。さぁ皆さん誘導と報酬の違いを意識してやってみましょう。

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会員さんたちは自分のワンのレベルに合わせて「誘導」を使って「伏せ」や「立って」を行い、その誘導をだんだん小さくしてゆきます。Hさん曰く、もし小さくした事でワンが迷ったら、ちょっと時間をあげる(与える)というのが大切なのだそうです。繰り返す事でワンが自分の中で考えて行動し、次第に反応が早くなっていく。犬が考えて行動を起こしたから、次の行動が早くなる。

おやつにしろ手にしろ、これらを使って誘導すると犬は考えないでそれを見て行動するだけなので、なかなか覚えないのです。だから犬に考える時間を少し与えると言うのが大事なのだそうです。誘導から報酬にかわるそれが大事です。結果ばかり重視しないで、考えさせる時間を与えるようしましょう。(焦らずに)

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こちらは、KさんちのRくん。Kさんの小さな指示を理解してちゃんと「伏せ」と「立って」を繰り返しています。素晴らしいですね。このようにおやつで誘導せずに出来るようになると、ワンを色々なところへ連れて行けるようになり、行動範囲が広がりますよね。

先ほどの誘導による伏せのお手本の様に、いちいち「伏~せ~」みたいに手で地面に手を当てるのは大変です。なるべく飼い主の労力を少なくして、犬に従わせる方が楽だし、何より格好が良いですよね。

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こちらは、次のトレーニングの模様。輪になってワンを座らせた状態で、その中をジグザグに脚側します。Lくん誘惑に負けずに歩いていけるかな?

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A班は大型犬が多いので、時にガウガウ行ってしまう事があります。もし興奮して行ってしまうときに飼い主が『いけない!』と焦って言うと、その声や態度に反応して、さらに犬が落ち着かなくなってしまうので、犬が興奮しているときは自分のテンションをなるべく下げてリードを短く持ってその場で行動を抑えます。自分の肩の力をなるべく抜くという事が大切です。

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こちらは、元気いっぱいのコーギーの間を通る時にガウガウ興奮した後に、ワンの注意を飼い主にひきつけて落ち着かせている様子です。ガウガウしているときに、その状態のままその場を離れると、その嫌な印象が残ったまま離れる事になりますので、次に行った時も同じ行動をとります。ですので、こういう様に落ち着かせてフラットな状態になったら離れるようにしましょう。

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さて、こちらはB班の様子です。
前回のしつけ方勉強会では、誘惑に対して飼い主の方に集中して歩くというのをやりました。あるいは、誘惑に対して飼い主が刺激物とワンとの間に入る方がコントロールしやすかった事を学んだと思います。それで、脚側はワンが飼い主の左側について歩くのが基本にあるのですが、歩いて行ったら刺激物が左側にあるっていう事だってありますよね。そんな時のために右脚側が出来ると非常に便利なので、本日はワンを右側に付けるという練習をしてみたいと思います。

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こちらは、ワンを自分の左右どちらにでも「付いて」が出来るようにするお手本です。これって人間にしてみれば、左に付くも右に付くも同じ事じゃないかと思うのですが、ワンにしてみると、ここが変わっただけでもえらい大変な事なのだそうです。意外と難しいので無理してはいけません。普段から慣れていないワンにとっては、新しい事なので、おやつを使いましょう。報酬に行く前にまずおやつで誘導して動きを教えてあげる、誘導をうまく使って教えるのです。

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Hさん曰く、アイコンタクトがきちんとできるワンは、呼ばれた方向に向くのは自然な事なので、どの位置に立ってあげればよいか、どの位置で呼んであげれば来やすいのかなというのを、あせらず慌てずゲームの感覚で練習してみてください、とのことですが、うまくいかないとつい焦ってしまうんですよね。そこで焦って右側に付けようと思って一生懸命首輪を引っ張ったりするとワンは嫌になってしまいます。嫌になっていう事を聞かないってなってしまうのでは逆効果。無理はしないように注意しましょう。

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練習しているうちに、だんだん出来るようになってきました。Kちゃん飼い主のMさんの声にちゃんと反応しましたね。

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DさんちのKちゃんの様に、いつも左側にピタッと付いているワンであっても右側だとしっくりこないのか飼い主と対面してしまうんほど、難しいのが良くわかります。

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こちらは、いつもの様に左側で脚側して、飼い主が向きを変えることで、スムーズに右側に付けて脚側する練習が出来るお手本です。慣れてきたら自由自在に歩いて行って、そのまま右に付けるとか後ろから廻して左に付けるっていうのが自在にできるように練習してみましょう。結構難しい事なので、ワンにとっては慣れた場所でやる事で身に入り易くなります。

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みなさん、みるみる上手に右脚側が出来るようになっていきます。さすがです。次回B班は右脚側が出来るという前提のもとに、前回の勉強会の様に通り道に誘惑物を置いて、その誘惑物につられない様に左右どちらでも自由に付けて歩けるというのをやる予定です。家でもしっかりと練習してみてください。という事で今日はこの辺でおしまい。お疲れさまでした。

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本日のおまけその1。
いつもかわいい洋服のPちゃん。もちろん、かわいいのは洋服だけではないですよ。

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本日のおまけその2。
飼い主を見るまなざしが何とも言えません。

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本日のおまけその3。
こちらのまなざしは飼い主ではなく「おやつ」です。残念!








2016年3月 4日 (金)

2月28日しつけ方勉強会

今日は今年になって2回目のしつけ方勉強会。久しぶりの勉強会です。今年の冬は雪も少なく雪かきもほとんどしないで済みましたが天候不順で、楽しみにしている勉強会が2回も中止になってしまいました。天候に左右されずに勉強会が開催出来たクラーレ(室内ドッグラン)が懐かしいですね。天候不順と言えば今日228日で飯綱高原スキー場が今シーズンの営業を終了したそうです。雪不足のため、なんと1カ月と10日しか営業できなかったとか。雪不足で困っているスキー場があると思えば、皮肉にも何とか営業できているスキー場にお客さんが集中して大繁盛している所も。なかなかうまい事いかないものですね。さて今日は、天候に恵まれて多くの会員さんが参加してくれました。
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いつもの様に、勉強会は準備から始まります。誰ともなく集まって協力し合いながらあっという間に完了です。いつもご苦労様です。
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さぁ、みなさん集合!最初は連絡事項からです。

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つ目は総会のお知らせ。昨年と同じ「えん楽」さんで昼食をとりながら行います。昨年より会費が200円アップしますがその分料理が1品増えて満足度もアップしていますので、振るって御参加ください。

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つ目はアニマルセラピーの活動ができる人材と犬の養成講座を5月からスタートします。1年後の活動開始を目標に講座受講やトレーニングを行います。興味がある方、ワンと一緒はもちろんですが、人間だけの参加もO.Kです。また、活動への参加はちょっと、でもアニマルセラピーについて話を聞きたい、という方の参加も可能です。犬の参加については適性検査を行いますが、そんなに難しい内容では無いので興味がある方は参加いただければと思います。

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つ目は長野市にオープンするパン屋さんのご紹介です。もともと佐久で犬のおやつの通販をしていた方ですが、今回長野市に開くお店は人間のためのパンの販売だそうです。でも犬も食べられるパンとして販売します。ペット食育協会の指導士が作っているものなので間違いないと思ってください。お店の名前はアッサンブラージュです。水曜日を除く平日の営業ですが、ぜひ行ってみてください。

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今日は刺激物に対してきちんとコントロールできるかの練習をします。
犬が興奮しているときに抑えることが出来ないという悩みが多いと思います。散歩しているときに食べ物が落ちているという事はあまり無いですが、でもあるかもしれません。毒団子が落ちているなんてこともあるかもしれません。犬が知らずに食べて命を落とすなんていう不幸な目には見舞われたくないですよね。なので、食べ物が落ちていたとしても、そこに行かないという練習をしてみたいと思います。この白いかごの中にワン達が大好きなものばかり入れて持ってきました。

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そんな説明をしていると、白いかごを見た柴犬のKくんがいきなり興奮しだしました。なんと教え甲斐があるワン達なのでしょう!

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最初は、刺激物を道路に置いた状態で、犬を左側に付けて時計回りで廻ります。ワンたちがどんな反応を示すか見てみたいと思います。置いてある刺激物はどれも毒団子だと思ってください。「触れたら死んでしまう」と思って歩いてみましょう。ワンによっては興味を持つ場合もありますが、逆に怖がって近寄らない場合もある様です。特に見た事が無いものに警戒したり、旗のように動くものを怖がったりすることもあります。
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道に刺激物という誘惑があっても知らん顔して平然と歩いていける様になるための基本となるのは「呼び戻し」と「アイコンタクト」です。それが出来ないと、この様なシチュエーションでワンが誘惑物を知らん顔して歩く事は出来ないので、まずはアイコンタクトからやってみましょう。
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これは、ワンが興味のあるものに行ってしまったときの「呼び戻し」のお手本です。悪い例として良くあるのがリードを引っ張って自分の方に呼び戻す事。これはリードが引っ張られるから行かなかった(行けなかった)だけの事であって飼い主のところにちゃんと戻ってきてくれた訳では無いのです。ワンが行っちゃった時にリードを張る事は必要ですが、でもその後はリードを緩めて下さい。決してリードを引っ張って自分の所に引き寄せてはいけません。呼んだらリードを緩めてワンが自分で来れるかどうかを確かめてください。そして、来たらちゃんと褒めてあげましょう。
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おや?ワンの大好きなサッカーボールがあるじゃないですか。とても気になっている様子ですね。でもこの距離なら特に問題ありません。
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さらに近づいてみたものの、「いけない!」の飼い主の言葉に反応してボールに向かわないで落ち着いていますね。
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でも、やっぱり誘惑物の刺激に負けてサッカーボールに突進してしまいます。
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最初は離れたところから始めて、だんだん距離を縮めて行くというやり方が基本なのですが、飼い主の声に反応できるか、刺激物に突進してしまうかギリギリの距離って出てくると思います。これを「臨界点」と言いますが、そのポイントで練習するのが一番効果的なのです。
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さぁ、みなさんも自分のワンが興味を持っている刺激物のところで練習してみましょう。
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こちらはDさんちのKちゃんの「呼び戻し」と「アイコンタクト」の連続写真。完璧ですね。
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休憩の後は、道に置かれた刺激物の横を通って平然と歩いていけるか挑戦します。一人ずつ前のワンとの距離を保って行きます。ワンが刺激物に向かって行ったときにリードを引っ張ったままで引きずってはいけません。どうしても行っちゃいそうだなと思ったら、ちょっと横の方に避けて、何とかリードを緩めた状態で歩き出しましょう。
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刺激物には目もくれず、完璧なKちゃん。

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Mちゃんも、アイコンタクトばっちりですね。

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Aちゃん、かなり刺激物に誘惑されそうですが、行かずに頑張っています。この後飼い主さんの声に反応して最後までちゃんと行けましたよ。

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Mちゃんも、完璧です。
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刺激物のところへ行くより飼い主の所へ来た方が良い事があるよっていう事を教えてあげる事が重要です。
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Kくん、かなり刺激物に反応しているようですが、最後まで平気でした。
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おや、途中で動かなくなってしまいました。でもこの後、飼い主の「呼び戻し」でリードを引っ張らずにゴールまで行けました。今日の勉強の成果がさっそく出ていましたね。
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今日の勉強会でHさんにとても良いと絶賛されていた、TさんとKちゃん。何が素晴らしかったかというと、飼い主のTさんがしっかり声を出して、それも高い声で褒めてあげていた事なのです。実はこれがとても大切で、そうすると自然と飼い主さんの気持ちが明るくなり、リラックスしてくるのです。褒め言葉を言えばいうほど人間もリラックスしてくるものなのです。そうするとワンも安心してついてこれるようになるのです。
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Pちゃんいいですね。
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こちらTさんちのCちゃんもアイコンタクトばっちりです。
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今日は様々な刺激に対してきちんとワンをコントロールしながら歩いていけるという練習をして出来るようになったと思います。もし、ガーって行っちゃうとワンたちは力が強いので、力づくで行ってしまおうとします、そういう時にリードを張ったままの状態で歩いてしまうとなかなか修正がきかないものです。ワンは引っ張られると引っ張り返すという本能があるので、そんなときは、リードに「キュッ」と1回力を入れてもらって構いませんが、力ずくで「ガン」って引っ張る必要はありません。「キュッ」と力を入れてリードを張って止める、そしてその後直ぐに緩めるのです。止める→緩める→止める→緩めるこれを行う事でワンはちゃんと止まるようになります。この様なリードワーク(リードさばき)を練習してもらうと良いと思います。それでは、今日の勉強会はこれでおしまいです。お疲れさまでした。
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本日のおまけその1。
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本日のおまけその2。勉強会後のおやつタイム。視線の先にはもちろんうまうまがあるんです。次回もみんな頑張ろうね。

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