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2015年2月

2015年2月22日 (日)

2月22日しつけ方勉強会

今日は、日差しも暖かく、少しずつ春に近づいていることが感じられるような日でした。身を縮めながらのレッスンではなく、のびのびと動くことができ、それだけでもありがたいです。

レッスンの初めは、皆さん合同で、前回の続き「号令をかけずに歩いたり、止まったり」をやりました。今回は、初級のわんちゃん達も一緒だったので、総勢20頭ほどの犬たちと人が、この狭い空間で動いています。
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「犬にストレスを与えないように、犬同士の距離を十分にとってレッスンすること」というしつけ方教室の常識に反するようなプログラム。しかも、脚側が上手にできなかったり、大勢の中に入ると興奮したり、抵抗感を示す犬もいる中で、こんなことをしています。

しかし、どうでしょう。初めは落ち着きなかった子もいましたが、声をかけたり、注意をしたりしなくても、ただ整然とした場のなかで、お互いの雰囲気を感じ取りながら動いているだけで、全員が整然と動けるようになるのです。これにかかった時間は、10分もないと思います。

犬は、その場の雰囲気を感じ取り、和を保とうとする動物だと聞いたことがあります。暴れたり、吠えたりするのは、何かしらそうせざるを得ないような、心乱される状況があるのだと。だからその場が落ち着いていれば、自然と犬も落ち着けることを示してくれたような一コマでした。
それと、人が声を発することで、その場の空気が乱れることも感じられました。私たちは、どうしても言葉に頼ったコミュニケーションをとりがちです。効果的に声を使うのはいいけれど、もしかすると声をつかうことで、意図することとは違うものが犬に伝わっているのかもしれないとも思いました。犬に言葉をかけるときに、どんな雰囲気が伝わっているのか、意識してみるとおもしろいかもしれませんね。

それにしても大勢の人と犬が一度に整然と動く様は、すばらしかったと思います。

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引き続き、中級クラスでは、「脚側をさらにレベルアップさせよう」ということで、何回かシリーズで取り組んでいます。これは、犬を手で誘導するという基本の動きを練習しているところです。

手に持ったおやつにつられて動くという「マグネット」ではなく、飼い主さんの動きに合わせて犬がついてくるというもので、人と犬との一体感が求められます。飼い主さんが「やらせよう、やらせよう」と思って体に力を入れると、とたんに犬の動きが悪くなります。犬は、本当に正直です。
でもさすがにみなさん上手です。犬とのコミュニケーションが良く取れていました。
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こちらは初級クラスです。みなさん、ちゃんとアイコンタクトをして、オスワリができていますね。
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まずは、基本の練習を通して、犬達に動きを教えると同時に、飼い主さんも指示の出し方のスキルを上げていただいています。なかなか思うように動いてくれなくて苦労することもありますが、みなさん熱心に取り組んでいます。
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レッスンの後は、みなさん和気藹々と。この時間がまた楽しいです。

来年度、あらたに「おやじの会」と「美食クラブ」を発足するというお便りを配りました。
これからますます楽しいクラブを目指していきます。

2015年2月 8日 (日)

2月8日しつけ方勉強会

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今日は、パドックののぼり旗をお披露目しました。
「縦型のデザインもかわいいね」「カラフルでいいね」となかなか評判も良くうれしいです。

さて、今日は、初級班と中級の二手に分かれてレッスンしました。
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こちらの初級班では、コーンを使ってコースを作り、ジグザグにあるくスラロームやハードルの練習をしています。オスワリやフセといった基本の練習をするばかりでなく、こんなふうに遊びながらレッスンしています。
まずは、人も犬も楽しみながら一緒に何かをすることが楽しいと思えることを大切にしています。その中で自然と飼い主さんの横を歩いたり、オスワリなどもできるようになっていきます。跳べなかったハードルを跳べたり、上手に横を歩けたりするとうれしくて、つい大きな声で褒めたり、笑顔があふれたり・・。自然と飼い主さん達が犬を褒めることが上手になっていきます。いいですねぇ。Good!です。どんどん褒め上手になってほしいですね。

さて、こちらは中級班。
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端からみていると、なにやら怪しげな動き。全員で歩いたり、止まったりをくりかえしています。声を出したり、目配せをしてはいけません。号令もかけません。それでも皆が一斉に止まれる、そして一斉に歩き出すことができています。

感想を聞いてみましたら、「何か気配のようなもので動くことができた」と。そうなのです。私たちは、言葉や動作で合図を出さなくても、周りにいる人と気持ちや動作を合わせることができるのですね。

犬達を入れて、同じことをしてみましょう。
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犬達が入っても、何の合図がなくても動いたり、止まったりしています。
そのうちに人が止まると自然にオスワリをする犬が出てきました。
そこで、人が止まったら、犬はオスワリをすることにしました。でも合図は出さないこと。犬が自分で気づいて、自分から座ることを大事にします。
そしてさらに、全員が座ったら、合図もなしに一斉に動き出す、そして一斉に止まり犬はオスワリをする。

初めは、「そんなことできるの?」と思ったと思いますが、できるのですね~。数回やっただけなのに、みんなの気持ちがピタッと合って、とても整然ときれいに動いていたのには驚きました。

人はもともと、言葉に頼らないノンバーバル・コミュニケーションが 得意です。ましてや犬は、気配を察して動くことが得意です。つい言葉やおやつ、リードに頼ってトレーニングをしてしまいがちですが、+αとして、「気配」でコミュニケーションをとることを意識してもいいのかなと思いました。  お家でも練習してみてください。

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